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関西電力美浜原発 3 号機の蒸気噴出事故は死者
5 名という大惨事となった。
犠牲となったのは 2 次協力会社の作業員の方々である。関電にしてみれば直接指示の及ばない範囲の人々であった。関西電力は電力事業関連子会社だけでも
29 社、従業員約 8500 人を抱えている。子会社の下に更に数百社の協力会社が存在 し、現場を支えている。美浜原発では関電の社員約
400 人に対し、一次、二次合わせて 約 3000 人が係っていた。今回の事故は定期検査の準備をしている過程での突然の配管の
破裂であったが、この配管は 3 号機が稼動してから 28 年間全く点検されていなかった。
今回の事故は、皮肉にも新たに点検箇所として8月14日から始まる点検に入った場所から破裂したものであった。
近年、原発も含めて石油、石化プラントの火災事故、労働災害などが目立つ。プラントは 経年劣化する。それ故、定期点検・補修は欠かせなく、設備・保守課の役割は大きい。
しかしながら、多くのプラントなどを調査した経験から言えば、設備・保守部門はあまり 重要視されていない。近年のリストラ風潮に遭えば、真っ先に人・もの・予算が削減され
る。その行き着く先は外注化であろう。関電も本社に補修課は存在するものの、おそらくスケジューリングと総括くらいで実際には子会社に丸投げされていた。
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