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昨年暮れにドンキホーテの店舗が連続放火され死者まで出す惨事となった。その後の社長の記者会見では亡くなった従業員への自責の念を強く語っているのが印象的でした。ドンキホーテの店舗へ行けば、圧縮陳列と呼ばれる天井近くまで所狭しと積み上げられた商品の展示方法と迷路のごとき通路にまず驚く。店舗自体の面積はさほど大きくなく、せいぜい300坪前後が標準であるため、消防法でいう大型店舗に備え付けなければならない自動スプリンクラーは設置されていない。消火設備は消火器、屋内消火栓どまりであるが、圧倒的な量の可燃物を収容している
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ドンキホーテではまず消火器、屋内消火栓という人手に頼るものでは到底立ち行かない。消火器で消火できるのは、出火直後火炎が立ち始めた段階までに放出する場合のみである。しかし、放火犯は人目のある所では犯行に及ばないことから、火事に気づいた段階での初期消火活動は諦めて避難するしかない。まして、訓練なしには操作出来ない屋内消火栓もしかりである。その点、自動スプリンクラーは天井での温度が一定以上になれば自動的に水流を放出するものである。顧客へ奇をてらった手法で迎えるのであれば、その裏には万全の対策が不可欠であった。安全への投資は決して無駄にはならないものである。
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