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日本には土壌汚染の恐れがある場所が全国で40万箇所以上と推定されている。汚染物質にはPCB,六価クロム、セレンなどの他にトリクロロエチレン、パークロロエチレンのような有機溶剤系のものも多い。トリクロロエチレンは以前、金属、電子工業などでさかんに洗浄剤として使われていた。油脂成分を効率的に洗い落とすことができるからであるが、いまではその敷地内に負の遺産として投棄されているところが多いし、また、適切に廃液を処理されなかったためのものもある。
トリクロロエチレンなどは発ガン物質であり、土壌に浸み込んで地下水を汚染する。
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一方、パークロロエチレンは全国のクリーニング工場でかって広く洗浄液として使用されていた。使用済の液体が適切に管理されないで地中に浸み込んでいる例も多い。さて、ガソリンスタンドの廃業が目立つ昨今であるが以前のガソリンには有鉛のものが多く使われていた。鉛も重金属として土壌汚染物質であるが、地下タンクから漏れ出しているケースもあるため注意が必要である。このように金属工場、クリーニング工場などの跡地を購入する場合は特に事前に土壌調査を十分に実施した後に決定することが必要である。
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